Schedule
荒川ダウンリバーレースとリバークリーンイベントの2日間
レース概要
ULTRA A70 〜荒川ウルトラパドルレース〜
10月16日に行われる埼玉を流れる荒川をSUPで70km下るレース!
寄居から始まり戸田公園までの超人(ウルトラ)レース。
日本全国から強者達があつまるこの壮絶なレースをGPSシステムとによりオンラインでリアルタイム観戦できる!!
寄居-戸田まで、荒川70kmをSUPで漕ぐダウンリバーレース
今年からエントリークラスとして北本公園〜戸田公園の35kmコースも新設
リバーアクティビティーの活性化、川という資源の有効活用と環境保護への意識喚起
Protecting river resources through participation
10月16日 朝7時スタート ゴール足切り16時 表彰式/アフターパーティー16:30時〜
ウルトラA70実行委員会
レースクラスカテゴリー
エントリー期間 9/30 20:00まで
エントリー料金 全クラス共通17,600円(消費税込み)
ULTRA A70クラス
寄居-戸田までの70kmボードのクラス分けなし。レース艇推奨
エントリーコース35km レース艇クラス(A35-R)
北本-戸田までの35km12’6以上のレース艇クラス
エントリーコース35km オールラウンド艇クラス(A35-A)
北本-戸田までの35km12’6未満のオールラウンド艇クラス
コース説明
コース説明 ポーテージポイントと給水ポイントの説明です。 コースにいるセイフティースタッフの指示に必ずしたがってください。
- カワセミ河原(寄居町)
- 六隻頭首工(ろくせきとうしゅこう)(深谷市)
- 江南サイフォン(明戸堰)(熊谷市)
- 荒川大橋下堰(熊谷市)
- 北本水辺プラザ公園上流テトラポット(北本市)
- 秋ヶ瀬取水堰(志木市)
- 戸田公園ゴール地点(戸田市)
エントリー資格
- 海、川、山を愛する人
- 流水においてセルフレスキューができること
- ウォータースポーツ、特に流水独特の危険性を十分に理解している
- コースである70km(エントリーコースは35km)を実際に下ったことがある。またはその経験と同様の安全に漕げる知識、スキル、判断力、体力、経験があること
- 完全自己責任での参加となることを理解していること
- 長距離レースにて自分に必要な水分、食料の量や摂取するタイミングを熟知していること
- 「川はみんなのもの」と理解し、釣り人やパドラーなど他の川で楽しんでいる人々を尊重しそれらを妨げることなくコースどりができること
- このレースの趣旨を理解し、川の魅力や安全な遊び方などを広めていける人
- 怪我、事故など万が一の時は助け合い協力し合える
- 自然に対して常に謙虚な気持ちを忘れない
- 参加するパドラーは全員がリバーSUPerのアンバサダーとなります。模範となる礼儀正しい行動を心がける
- 何よりも楽しむ!その心がけを持って臨む!
- まだ産まれたばかりのULTRA RIVER RACE SERIESを一緒に育てたい!将来は「川の東京マラソン」にするために歴史を一緒に作るというマインドを共有してくれるパドラー
エントリー方法
より多くの人が選手とUltra A70に興味を持ってもらえるように、なるべく選手の皆さんを詳しく紹介したいです。選手達のバックグラウンドを知ることができるとより観戦する人が楽しめます。
オンライン上で全国の観客が選手の位置をリアルタイムでみることができ、オンライン観戦システムにて各選手の紹介もします。
みなさんは選手であると同時に、リバースポーツの可能性やリバーの魅力を伝えるアンバサダーです。
ULTRA A70の目的の一つは、これをきっかけにたくさんの人に川に興味を持ってもらうことでもあります。
エントリー方法
info@canoevillage.com宛てにメールにて下記情報を送り、9月30日までにエントリー料金を指定口座にお振込ください。
*注意:主催者側で上記エントリー資格を満たしてないと判断した場合はお断りすることもありますのでご了承ください。その際はエントリー料金は全額返金いたしますが、振り込み手数料は選手のご負担になります。
下記エントリーに必要な情報です
名前:
住所:
電話番号:
緊急連絡先指名と連絡番号:
使用ボードのメーカー、名前と長さ:
パドル歴:
T-シャツサイズ:制限時間内に完漕した選手全員にプレゼントするFinisher シャツのためです。
その他コメント:
写真:(ウェブの選手紹介ページ用)
グランドクルーーーーーーーーーーー
名前:
住所:
レース当日連絡がつくメールアドレスと電話番号:
伴走車の型、色、ナンバープレート
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上記をメールした上でエントリー料金 17,600円(税込)
埼玉りそな銀行 寄居支店 普通 3992257 株式会社JOURNEY までお振込みください。
いかなる理由でもエントリー後のエントリー料の返却はいたしませんのでご注意ください。
ULTRA A70 RULES
- 参加選手は自己の責任において参加申し込みを行う
- 制限時間以内にゴールしてください
- ウルトラレースシリーズ初参加の方はグランドクルー(伴走車)をつけることを強くおすすめします
- グランドクルーはレース中GPSで常にパドラーの位置を把握し安全の確保に努める
- グランドクルーはパドラーが必要時に水分/食料を補給してもよい
- グランドクルーは水上/陸上でパドラーのボードとパドルに触れてはいけない。グランドクルーによるボードやパドルの支給、交換も失格とします。
- 2回目参加のパドラー(または同様の経験者)はグランドクルーをつけないアンサポーテッド参加も可能
- 選手全員主催者が用意するGPSを装着しレースします
- 使用ボードはインフレータブルボードのみ
- PFD、ヘルメット、ウォーターシューズ/スポーツサンダル着用
- ヘルメットはパドラーが安全上必要ないと判断した時点で脱ぐことは可。
- リーシュの着用は各自の判断に任せます
- 防水携帯、または防水バッグに入れた携帯電話を必ず携帯すること
- 万が一に備え、クレジットカードまたは現金、保健証を携帯してください。
- ボードの長さや幅に制限はありません
- エンジンやモーターなどの動力やウィンドの帆などは使用不可。
- 座って漕ぐ、プローンで漕ぐ、立って漕ぐ、全てオッケー
- シングルブレイドパドルのみ。ダブルブレイドは不可。
- 予備パドル携帯は可能です。パドルが折れた場合は折れたパドルをきちんと回収し予備パドルまたはプローンパドルにてゴールを目指してください。
- 指定の場所ではポーテージすること。指定以外の場所も各自の判断でポーテージ可能。
- 釣り人やラフティング、カヌーなど他の川で楽しむ人がいた場合、妨げにならないよう配慮してください
- 選手同士のフィジカルコンタクトは禁止、瀬などでの止むを得ないボードの接触による落水などはしょうがないですがクロスではないのです。追い抜く時は、声を掛け合いましょう。
- 前のパドラーのボードに当たらない、パドリングを邪魔しない限りドラフティングはオッケーです。が、後続のパドラーにドラフティング時にボードをツンツンされたとプロテストがあったとしても映像、証人による証拠提出がむずかしいためペナルティーは設定できません。みなさん、スポーツパーソンシップにのっとりフェアプレーを心がけてください。
- リーパーパドラーが制限時間でコースをクリアする速度で最後尾から漕いで来ます。
- リーパーに追いつかれた、主催者側で制限時間間に合わない、適切な行動をしていないと判断されたパドラーは、その旨を告られたら直ちにレースを中断し主催者側のセイフティーカーにてゴールに移動します。
- スタートからゴールまで同じボードを使用してください。
- その他主催者からの指示には必ず従うようにお願いいたします
- 天候の不良、川の状況、社会的情勢によるレースの中止の場合もエントリー料は返金いたしませんのでどうかご理解、ご協力をおねがいいたします。
- レースを途中で棄権する場合は速やかに川から上がり、主催者にすぐに一報ください。
- 当たり前すぎますが念のため、、絶対に川にゴミを捨てない
- 70km(35km)という長いフィールドです。レースのタイムも重要ですがそれよりこの大会にでる選手は全員日本のロングディスタンスリバーレース文化をこれから作っていく仲間たちです。 質問等ありましたらinfo@canoevillage.comまでご連絡ください。ここに記載済みの事項には返信しな場合もありますので、熟読の上ご連絡ください。
- 大会主催者および実行委員は人員及び道具に対するすべての損害の責任は負わない。
- 参加選手は自己の責任において参加申し込みを行う。
- 選手は大会参加に於いて、自己および第三者に対する傷害をカバー出来る保険に入っていなければならない。
- 競技進行中およびレスキュー時はもとより、大会会場内で発生した全ての傷害、道具の破損に於いて責任は選手個人にあるものとし、大会関係者、他選手に対して賠償など求めることは出来ないものとする。
- レスキューが必要となった選手に対して、ボード等を放棄させる場合があります。
- 天候の急変やその他事故の可能性が考えられる場合、距離の短縮やコース変更は大会主催者の判断とする。
- 参加するすべての選手及び運営スタッフの全員は、スタンドアップパドルボーディングの理解者であり、本大会の関係者としての誇りを持って行動する。すべての選手は、スポーツパーソンシップに則り安全を最優先して競技に臨む。
注意:4年目のレース、試行錯誤の段階ですので突然ルールが変わる可能性もありますのでご了承ください。
<責任の所在やその他注意事項>
ULTRA RIVER RACE が目指す長期目標
「たくさんの人が川で楽しむフェスティバル」
埼玉県を横断する荒川。この川でたくさんの人がいろいろな艇でいろんな楽しみ方をする一大リバースポーツフェスティバル。そんなイベントに10年後なることを目指します。
海外には川のリクリエーションをこのように行い下記3つのことを達成してる例が多々あります。
1、Oppotunity 雇用機会、リクリエーション機会の創出、安全な遊び方の啓蒙活動
2、Community リクリエーションを軸とした川沿いの市民のコミニュティー
3、Economy 経済効果、川沿いの経済の発展やスポーツの発展
そしてなにより、このレースを通じて川が自分の遊びやスポーツのフィールドになることにより川という資源への興味が高くなり、環境保護やサステイナブルなライフスタイルへの意識が高まります
実行委員会メンバー紹介
荒川初となるSUPでのロングディスタンスレース、ULTRA A80はSAITAMAリバーサポーターズ協力プロジェクトとして2021年より始動、以下の実行委員会にて運営しております。
実行委員会長:藤村育三
パドラー/サーファー/デザイナー/アーティスト 北海道出身
パックスクリエイションデザイン合同会社代表、カヌーヴィレッジ長瀞顧問、CABBOプロデューサー
埼玉は日本有数の「川の国」。川幅日本一で知られる荒川を有し、県全体に占める河川面積も全国2位。そんな埼玉が誇るべき荒川は上流、中流、下流と様々な表情をもちパドルスポーツを楽しむのに絶好な場所です。
このレースを通じて少しでも多くの人にリバースポーツや川というフィールドの魅力を伝えていければと思っております。また川で楽しむ様々な人々が互いを尊重し共存していけるよう僕たちパドラーもマナーの啓蒙活動などを通して最大限の
努力をして行きたいと思います。
日本一長いレースを作るにあたって、リサーチのため2017年8月アメリカ、ミズーリ川で行われた世界一長いリバーレース”Missouri American Water MR340″に参加して来ました。1000人以上のパドラーが550kmを制限時間88時間以内に漕ぐという非常にスケールの大きいものです。そこでは老若男女が様々な艇で色々な楽しみ方をしていましたが共通していることは一つ、レースが終わったらミズーリ川が大好きになっているということです。
それまで「ミズーリ川は危ない、汚い」と思い込んで無関心だった市民がこのレースをきっかけに川に愛着を持ち環境問題にも敏感になってきたようです。ウルトラA80の理想をここに見ました。
また、川の有効利用として北米で近年設立ラッシュしている沢山のホワイトウォーターパークを廻り、現地の自治体と交流しリバーアクティビティーが人と地域に与える3つのメリット(機会、雇用、経済)について海外の事例をリサーチし体験してきましたこともULTRA A80に役立てていきたいと思っています。
10年後の目標「みんなで楽しめるリバーマラソン大会」を目指して皆さんと一緒にこのイベントを育てていければと思っています。
ULTRA A80の趣旨に賛同しサポートしていただいている方々、参加する選手達に心から感謝いたします。
Arakawa is the one of the great river that runs through Saitama, through ULTRA A80 I want to spread the paddling sports and
culture since we have the perfect field near by where we live.
To make the Japan’s longest river race, I went to Missouri USA to experience and research the World’s longest river race,
MR340. More than 1000 people paddle 340miles in time limit of 88 hours.I saw men and women the youngs and the elders
in many kinds of boat and board, serious athletes , families ,fun paddlers.Everyone seems to be enjoying MR340 in their various
ways but ALL OF THEM becomes fans of Missouri river after the race.It was surprising to me that people thought that
Missouri river is dirty and dangerous before because of lack of interest and knowlege.
BUT they realized it is not after participating MR340 and have more interest in environment issues around the river.
I saw ULTRA A80 ‘s future in Missouri.
We have long way to go, but together let’s make a history.Thanks so much to all those who support ULTRA A80.
レースディレクター 加藤 康徳
株式会社ジャーニー代表、カヌーヴィレッジ長瀞代表、リバーSUP協会理事、パドラー
東京都・目黒区出身。専門学校時代にスノーボードに出会い、熱中してしまい、就職内定を断ってまで雪山で働くライフスタイルを選択。同時期にラフティングにも出会い、長瀞でラフティングガイドとして働き始める。
冬は新潟・湯沢エリアにてスノーボードインストラクターやコース整備するディガーの仕事で働き、夏はラフティングガイドとして、季節を分けたライフスタイルを4シーズン送っていた。その後、本場のラフティングを学びに、ワーキングホリデーを利用し、オーストラリア・ケアンズへ。RnR社で1年間働く。
帰国後はラフティング会社でマネージャー職につきながら、マネジメント能力を活かし、ラフティングや新スポーツ・リバーSUPなどの普及や発展に努める。
2019年3月より株式会社JOURNEYを立ち上げ、リバーリトリートをコンセプトとしたカヌーヴィレッジ長瀞を運営する。
「荒川、多摩川を上流域から海まで下った時に、大自然がある上流域よりも、整備された下流域の方が怖さ、不快感を感じた。
人間の本能がそうさせたのか、自分の経験がそうさせたのかは分からない。ただ言えることは、IT化やスマートフォンの普及、消費社会により人間のライフスタイルや自然環境が大きく変化してきているのを、アウトドアガイドの仕事を通して凄く実感する。
下流に行けば行くほどゴミが多い、川も汚ない。最新の知識が都会には多いのに。
知識はたくさんあるけど、便利な社会のおかげで知恵は少なくなってきた。
知識を実践することで得られるのが知恵だが実践できる機会や場所が年々失われている。アウトドアで培われる知恵はきっと日常生活でも役に立つと思う、仕事でも人間関係でも。そのフィールドの一つして川がある。
今まで川に触れたことのない人たちにその魅力を伝えるきっかけにULTRA A80が少しでもなればと思っています。